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脱プラに役立つエコ商品特集
海洋プラスチック問題や地球温暖化の問題は今や緊急に取り組むべきこととなりました。環境と経済活動のバランスと発展と目的とした「SDGs(持続可能な開発目標)」もニュース等でよく聞かれる言葉になり、消費者も環境への意識が高まっています。 レジ袋有料化など一般消費者の生活にも変化が求められています。
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プラスチックは海中の有害な化学物質をくっつける力が強いため、化学物質の付着したマイクロプラスチックを魚が食べてしまう、その魚を食べたことによる人体への悪影響も懸念されています。 このような海洋プラスチックごみ問題への対処法の一環として、プラスチックの使用量を減らす脱プラスチックが求められています。
目次
電気製品や雑貨などの日用品、家具、玩具、自動車など、私たちの身の回りには数多くのプラスチック製品や部品があふれています。そもそも、プラスチックとはどのような物質なのでしょうか?
プラスチックは「合成樹脂」とも呼ばれています。つまり、人工的に合成された樹脂という意味となります。元来、樹脂とは樹木から分泌される樹液が固まった物質。松脂、柿渋、漆などがその代表格です。これらの樹脂は水に溶けにくく、固まった(油分が揮発した)後には安定し、形を保持する性質があるため、古くから塗料や接着剤、充填材などとして使われていました。
このような性質を持ち、使い勝手の高い樹脂を材料として幅広く使うため、石油などを原料として化学的に合成したのが合成樹脂であり、プラスチックはその一部です。
ちなみにプラスチック(Plastic)の語源は、ギリシャ語の形容詞「plastikos(可塑性のある)」と言われています。
可塑性とは、物質に物理的な力を加えることで変形させ、その形を保持する性質。語源に基づけば、プラスチックは造形が容易な可塑性物質という意味になりますが、その定義は非常に曖昧です。
そこで、一般的にプラスチックは「主に石油(ナフサ)に由来する高分子物質(主に合成樹脂)を主原料とした可塑性の物質」と定義されています。
プラスチックの特徴 |
一般的にプラスチック(主に汎用プラスチックの場合)には、次のような特徴があります。
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プラスチックは便利で使い捨てもしやすく、廃棄される量も非常に多いですが、適切な処理が行われないものが多く、環境へと影響を与えてしまっています。
廃棄も含め、プラスチックが及ぼす環境問題を列挙すると、以下のものが挙げられます。
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化石資源(石油)の大量消費
プラスチックは原油を精製してできたナフサという物質を熱分解して得られるエチレンやプロピレンなどを材料として作られます。
プラスチックは1種類ではなく、いくつもの種類が存在しており、加工方法や添加物の有無などで、その特徴や性質が変わります。
現在、様々な製品にプラスチックが利用されているため、それだけ多くの原油を必要することになり化石資源を大量に消費します。
化石資源が自然環境から生まれた資源である以上、大量に消費していくことも環境問題の1つであると考えられています。
大気汚染や地球温暖化への影響
プラスチックは石油由来の物質です。
石油の主成分は水素と炭素であり、燃やせば水蒸気を含む水と二酸化炭素が排出されます。
プラスチックは焼却による処理も行われていますが、その際には二酸化炭素が発生するということになります。また、生成においても二酸化炭素を発生させます。
この二酸化炭素は温室効果ガスの主成分であり、増加すれば地球温暖化を促進することにもつながります。
海洋汚染と生態系への影響
プラスチックごみは軽くて丈夫であることから、微生物などに分解されることなく全部あるいは一部の破片の状態などで自然界に存在します。
自然投棄されたプラスチックごみの中には風に飛ばされたり、河川に落ちて流され、海へと辿り着きます。そして海面や海洋中を漂うものや海底に沈むもの、海岸へ流れ着くものなどによって、海洋汚染を引き起こします。
プラスチックごみは蓄積することで海洋生物やその周辺の生物の住処や繁殖場所を奪います。 また、レジ袋やプラスチック片はクジラやウミガメなどの海洋生物が餌と間違えて誤飲し、それが体内に蓄積して、最悪の場合は命を奪うこともあります。 |
リサイクルにおけるリスク
一般廃棄物の中にはポリ塩化ビニルやポリ塩化ビニリデンが含まれており、これらをリサイクルする上で油化する際の安全性や安定性にリスクがあります。
これらのリスクはリサイクルプラント機器や配管の腐食と閉塞の原因となり、異常が発生すれば有害物質が放出されることも危惧されています。
人体や生物への影響
プラスチックそのものとマイクロプラスチックに吸着した環境ホルモンによる人への影響は明らかにはなってはいないものの、ヒトの細胞の室内実験では影響があるという研究結果がでています。 環境ホルモンは発育初期に大きく関係するため、海(水)中に残留したPCB(ポリ塩化ビフェニル) は知能への影響があるといわれている。
一般にプラスチックは水面に浮くことが多く、比較的大きなプラスチック片は、ウミガメや大きな魚などの口から直接取り込まれます。鳥類では、アホウドリなどの海鳥が海面を漂うプラスチックをイカやクラゲと間違えて食べ、消化管を傷つけたり、さらにはヒナに与えることで胃に固形物として残留することで満腹感が生じ、最終的に栄養失調などの弊害が起きています
世界でいろいろな取り組みが行われる中で、海に囲まれた島国である日本でも海洋プラスチックごみの削減に向けた方針・計画の策定などが行われています。 日本では2030年までに使い捨てプラスチックを25%削減という目標が掲げられています。 |
海洋プラスチック問題や地球温暖化の問題は今や緊急に取り組むべきこととなりました。レジ袋有料化など一般消費者の生活にも変化が求められています。
【ここパケ】はお客様のエコへの取り組みを環境に優しい資材の開発・販売で応援しています。
環境や資源を守るためにエコ容器を導入する事が大切であると理解していても、事前準備の負担やコスト面の問題から、なかなか導入を決断できない飲食店や企業が多く存在すると考えられます。
しかし、現在、国内外問わずSDGsの取り組みやプラスチック削減の意識はますます高まりつつあります。したがって、中長期的に考えた時、導入によって企業に多くのメリットがあるため早い段階でエコ容器へ切り替えることをおすすめします!
エコ容器導入のメリット |
●環境保護・SDGsへの取り組み・CSRの実現
地球環境への貢献と共に、世界的に高まるSDGs目標達成に向けた取り組みを推進でき、企業のCSR活動の一環となります。
●企業イメージアップ・集客につながる
環境問題に取り組むことで消費者からの信頼を獲得し、企業のイメージアップに繋がります。
●ナチュラルな素材で料理のイメージアップにつながる
クラフト紙や木材、天然素材などを使用しており、材質の特徴をそのまま表現できるため、ナチュラルな雰囲気を出すことができます。
●ビジネスチャンスの拡大
環境問題に取り組む姿勢で、新たな事業や取引先の獲得に繋がりビジネスの拡大を期待することができます。
エコ容器を導入することでコスト面で負担が大きいということはありますが、環境問題に着手することで、企業のイメージアップや新しいビジネスチャンスがあるなど、負担以上の効果が得ることが考えられます。私たちにできること・・・プラスチックの削減、まずは小さなことからはじめてみませんか?
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